○齋藤参考人 ただいまのお尋ねに対しましては、はつきりとお答えのできないことを非常に遺憾に存じますが、さきにもちよつと触れておきましたように、この調査はあらゆる関係国を含めてということになつておりますので、もちろんただいまお名ざしになりました国もこの中に入つておるわけであります。ことにここに会場の写真を持つて参つておるのでありますが、この会場には、ただいまお名ざしのソ連邦も出席をいたしますように、席
齋藤惣一
○齋藤参考人 ただいまのお尋ねにお答え申し上げます。私どもがお招ねきをいたしましたばかりではございませんで、これに対しましては米国の代表者は最も強力にこのことを委員会に諮られ、最初の公開の席でこのことを明らかにされましたのと、それから最後の会合におきましても——もうすでにそのときは今回は訪問できないということのきまつておりましたときでございましたが、それにもかかわらず繰返しぜひ日本及びドイツを訪問してもらつたらどうかというようなことが
齋藤惣一
○齋藤参考人 御報告を申し上げます前に、本委員会からいただきました電報の前文はこれを総会に報告をいたし、また後半の私どもに対しまするまことに行き届いたお言葉に対しましては、この機会に厚くお礼を申し上げたいと存じます。
御承知のごとく一昨年の十二月十四日に国連総会におきまして、第三委員会から配付されました決議案を審議いたしまして、賛成四十三票、反対五票、棄権六票という多数の賛成のもとに、国連の中に引揚
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 只今の一億の通知でございますが、これは計數やいろいろ細かいものがありまして、各地に振當てておるので今現にやつておりまするので、まだ通知済みではございません。
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 両方合せて事答えしてよろしろございますか。順序は違うかも知れませんがお許しを願いたいのであります。先に機構の問題のお尋ねがありましたが、これは明五日その筋に提出いたしまして、後に許可があり、指令があるわけでありますので、ただお含みを願いたいというわけで申上げたのでありますが、大きくなるか、小さくなるかというお話ですが、一時は大きくなるでありましようが、やがては全部これは解消
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 只今の御質問の通りに官制におきましては引揚援護院は應急援護ということが建前のようであります。但し當局との了解を得まして、或る種の定著援護につきましてはこれを行うことができるように進めて参ります。例えば後程質問があるであろうと思いまする生業資金のごときはそれでありまして、全部に關するあらゆる問題を取扱うということはまだできておりません。それからすでにお聞き及びの通りに、行政機構
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 中西さんは特別委員としても、絶えず今日までご注意を頂き、私共引揚業務に携わつておる者の非常に感謝しておるところであります。只今お尋ねの第一は受入態勢にかんすることであろうと存じます。これはお調べになりました数字と、私共の現在用意いたしておりまする数字と開きがございますが、すくなくとも凾館におきましては一日六千二百名を受入れることができ、月に三万人は十分に受入れることができ、
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) これは大体四月にお決めを頂きましたので十分なので、この費用は運輸省の方の費用になつておりますので、あちらの方で十分だと認められておるようでありますから、私共の方としてはその通りに考えるわけであります。
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 只今お尋ねになりました件でありますが、これは四月にはお言葉の通りまだ再開されておりませんが、十五万人を当てております。その費用は十分だと思います。
齋藤惣一
○齋藤(惣)政府委員 ただいまの請願のうちの促進のことでありますが、これはすでにそれぞれ方法が講ぜられているように存じますので、お答えを申し上げる必要はないと存じます。
歸りましてから後の援護のことであります。これは引揚援護院に關しまする限りは、應急援護でございまして、引揚者が各引揚港につきまして、その郷里に歸りますことを主としてやつているのであります。その中にありますただ一つの項目であります生業資金
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) これは決して解決が済でおるとは思いませんのですが、どうも差当つての問題といたしまして、この樺太の問題を取上げました大きな理由を申し上げますと、函館の援護局に多いときは千人以上、いわゆる無縁故者が溜るのであります。これに御承知のごとく、あそこには長く人をおくことのできない嚴命がありまして、至急その手配をいたさなければならん、こういうことからこういうような手配をいたしておるわけであります
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 只今の御意見御尤もでありまして、今日まで各都道府縣でそれぞれこのことに当つておりますものは、第一にそういう場所に眼をつけまして相当に当つておるようでありますが、ところによりますと、随分高い値でこれを買上げたとか、そういうようなことがありまして、実は困つておるような樣子であります。又前の軍事施設のようなものも、これも矛盾した話でありますけれども、それぞれの所管いたしておりますものは
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 只今のお尋ねに対しましてお答え申し上げて置きます。住宅のことは只今お話しの通り、專ら戰災復興院でやつておるのでありますが、引揚者の緊急収容施設といたしまして、最初に昨年いたしました越冬対策で建築いたしました住宅の費用は二億六千万円を要しておりまして、これは十四万五千人ぐらいの人が使つておるのであります。又本年の計画でございますが、これは只今もお話しの中にありましたソ聯領地区
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 舞鶴は二萬六十五名であります。
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 函館は一萬三百五十九名、その中にこれは陸海軍がございますが、これは復員廰の方からお話があると思いますが、大體一般の居留民が一萬人でございます。大體こういうように受け入れておりますのでございます。
尚これを南方、北方と分けますと、南の方は大體ビルマは片付き、その他も今年中には片付くという見通しをつけております。ただ皆様の御心配になつておりまする、私共の非常に憂慮いたしておりますることは
齋藤惣一
○政府委員(齋藤惣一君) 引揚援護院の官制は御承知のごとく應急援護でございまして、最初十四ヶ所ばかり、浦賀、舞鶴、鹿児島、宇品、佐世保、大竹、名古屋、函館等にございましたのに、只今ではそれぞれの地の役目を果しまして閉鎖いたした所がございます。殘つております所は舞鶴、凾館、佐世保、宇品、それから新らしく作りました横濱でございます。
これらの所で受入れておりまする樣子を極く簡單に九月一日までについて申上
齋藤惣一